ちゅらきや金物H3・金物工法/スピンドライバーの仕組み


耐震性に優れる金物工法ですが、既存の金物工法のほとんどが、集成材の使用を条件としています。
明文化されてはいませんが、集成材を使用することは、金物工法採用における不文律となっています。
無垢材にも対応できる理由の1つは、梁受金物の出幅が小さいこと。
他の代表的なメーカーの梁受金物の出幅100mmに対して、ちゅらきやH3では48mm。
梁受金物を収めるスリットが深いほど、木材にそりやひねりなどが出た場合スリットの変形も大きくなります。
従って梁受金物がスリットに収まりにくいという事態が生じることがあります。
このようなトラブルが、金物工法で無垢材が敬遠される理由の1つとなっています。

ちゅらきやではこの点を、梁受けの出幅を極限まで抑えることでクリア。
変形の生じやすい無垢材においても、スリットの深さが50mm程度であれば、変形の影響を最小限にとどめられ、
梁の収まりが良くなります。
そして、連結部材(コネクトパイプ)を梁側に持たせることで、引っ張り強度を保ちます。


無垢材対応のもう1つの理由は、ちゅらきやH3の最大の特長であり、
特許取得の決め手となったスピンドライバーの2度締め機能。
既存の金物工法では、精度の安定した集成材を使うため、建付け後の接合部のゆるみを想定していませんが、
無垢材の場合では収縮や精度誤差があるため、建付け後に接合部がゆるむ可能性があります。

ちゅらきやH3では、通常の金物工法にはないくさびの役割を、スピンドライバーという部材が
「回して締め付ける」という方法で担います。
従来のくさびと同じように、一本一本性格の違う木材の曖昧さに合わせた手加減での締め付けが可能なので、
木材を傷めることがありません。

既存の金物工法では、「接合した時点で締め付けが同時に完了」しますが、
ちゅらきやH3金物工法では「接合」と「締め付け」を分けて行います。
つまり、「接合してから」→「締め付ける」。

そして建付け後にゆるみが生じた場合、締め付けだけを再度行える、「2度締め」ができるというわけです。
スピンドライバーを回し切る(最大180)までは増し締め機能が残るため、
木痩せによる数年後のゆるみにも対応することができます。


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